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大学は工学部でロボットを専攻していましたが、建設会社に就職。
というわけで機械系の知識をしばらく使っていませんでした。
それから3年ほど経ち、転職して機械設計の仕事に。
忘れかけていた機械系科目を基礎中の基礎から勉強し直さなきゃと思い、手に取った本たちを紹介していきます。
リンクも貼りますが、メルカリなどのフリマサイトの方が安い場合があるので気にならない方はそっちで探してみるのも良いですよ!
目次
機械製図
設計者なら、図面を描く・見て理解することが日常になるでしょう。
まさか機械製図のルールを知らずに描いていませんよね? ←(過去の自分に言ってます。)
会社ごとにルールはあると思いますが、共通のルールはあります。今一度おさらいしましょう。
材料力学
実務で最も使用頻度の高い科目です。
強度計算、材料特性を考慮した設計に必要です。
材料力学にはこちらの本がおすすめです。
例題、解説、章末問題を解いていくことで理解が深まります。
大学で教科書として使っていたものがずっと役に立っています。
わかりやすい機械教室シリーズは使いやすい参考書が多いです。
機械力学
他の人からすごいと思われるには機械力学を極めておくことです。
物理の数式を見ただけでも嫌気が差す人が世の中にはたくさんいます。そんな人たちに光を与えられるのは機械力学を学んだ人だけです。
式が言葉に見えてくるので、式を見ただけで言葉で説明することができます。
社内の知識役になれるかもしれません。
基本をしっかりと学んでおくことで将来直面する問題に対処できるようになるはずです。
機械要素
実務で非常に役に立ちます。
正しい使い方を理解し、なぜそうするか説明もできれば設計者としてGOODですよね。
また、原価削減・メンテナンス性を考慮した設計をする上でどんな機械要素を使うかは重要です。
いろんな選択肢がある方がアイデアも広がりやすいです。
この本のシリーズもわかりやすい&面白いのでおすすめです。
電気・電子工学
機械設計をするには動力の計算も必須です。
モーター、配線、制御盤なんかも機械設計者が考慮しなくてはなりません。(中身は電気専門の人間がやることがほとんど)
実務では「GD 2の計算から○Nmのトルクが必要だからモーターの容量は○kW必要だ。」のようになるので設計とモーターは切り離せません。
実務で使う範囲だけ勉強するのもアリですが、基本もせっかくなら学びたい。であれば、第2種電気工事士の勉強がおすすめです。
文章力
実務で最も重要と言えるのは「文章力」でしょう。
どの分野においても会社では報告書が存在し、どれだけ人に伝わるかで仕事の成果が決まると言っても過言ではないでしょう。
プレゼンの能力も必要ですが、最も会社で使用頻度の高い文章で表現することへの対策です。
社会人としての文章力をつけるのにぴったりの本です。文章を書くことが楽しくなること間違いなしです。
読みやすく、何度も振り返って参考書のように使えます。
まとめ
良い参考書との出会いは人生が変わります。変な自己啓発本よりもよっぽど自己啓発できます。(個人の感想です)
特に「文章力」は非常に大切で、すぐに使えるものです。文章力の向上だけでも社会人として認められ、大きな成長が期待できると確信しています。
参考書は何冊も使うのではなく、一冊を網羅するのが良いです。サブとしてもう一冊くらいはあると理解の助けになります。
皆さんの参考になれば幸いです。
設計で必要な知識として他にも記事があるのでこちらもどうぞ