機械設計 計算ツール

ボルト 適正長さ計算ツール(3山出し・ワッシャー枚数対応)

ボルトを選定するとき、長さを簡単に決めらる計算ソフトです。ナットから三山を考慮した首下長さの算出ができます。

設計で必要な知識などの記事はこちらにもたくさんあるのでよろしければ見ていってください!

なぜ3山出すのか

ちなみになんで3山出すのか知っていますか?

下記の記事に詳細をまとめています。

Q. 3山出しは必須ですか?

A.
3山出しは法律で義務付けられているわけではありませんが、多くの現場や設計で採用されている目安です。

ナットのねじが十分にかみ合っていることを確認でき、ねじ長さ不足による締結不良を防ぐことができます。特に機械や鋼構造物では、設計・施工の品質を確保するために3山以上出すことが推奨されることが多いです。


Q. ワッシャーを入れるとボルト長さは変わりますか?

A.
はい、変わります。

ワッシャーの厚みだけ必要なボルト長さも長くなります。

例えば、平ワッシャーやばね座金を追加した場合は、その厚みを考慮してボルト長さを選定する必要があります。ワッシャーを考慮せずにボルトを選ぶと、3山出しを満たせなくなる場合があります。


Q. 細目ねじでも3山出しは必要ですか?

A.
基本的な考え方は並目ねじと同じです。

細目ねじはピッチが細かいため、同じ3山でも突出する長さは並目ねじより短くなります。しかし、十分なねじのかみ合いを確保し、施工確認をしやすくするという目的は同じです。

ただし、設計基準やメーカーの指定がある場合は、それに従ってください。


Q. ボルトが長すぎても問題ありますか?

A.
はい、長すぎるボルトにもデメリットがあります。

例えば、

  • 周囲の部品と干渉する
  • 作業者が手や衣服を引っ掛ける危険がある
  • 見た目が悪くなる
  • 締め付け作業に余分な時間がかかる

などの問題が発生する可能性があります。

ボルトは「長ければ安全」というわけではなく、必要なねじのかみ合いを確保したうえで、適切な長さを選ぶことが重要です。

  • この記事を書いた人

Lancer

現役の機械設計エンジニアです。 ロボット工学部卒業後、土木施工管理を経験し、現在は機械設計の仕事に従事しています。知的財産管理技能検定2級を取得。 現場と設計の両方を経験した視点から、建設業や機械設計、資格、働き方改善に役立つ情報を発信しています。 「実体験に基づいた分かりやすい情報」を心がけています。

-機械設計, 計算ツール
-, ,