ひろゆきこと西村博之さんの転職先に選ぶべきではない職種についてまとめました。
目次
求人に〇〇と書いてある会社は要注意
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
求人で「アットホーム」とか書いてある会社は辞めた方がいいですよ。
スタッフの仲が良いですとか、アットホームですって裏を返すと、その空気感に染まれる人たちは仲良く楽しいんだけどその空気感に染まれない人は追い出されますよっていう意味なんですよね。
要はアットホームって家じゃねんだから、アットホームなことってしたくない人ってのもいるわけですよ。
仕事終わった後にみんなでこれからフットサル行こうぜとか、まじうぜぇって人もいるわけじゃないですか。
でもアットホームな職場はなんか、みんなでフットサルとか行っちゃって、わーフットサル楽しいよね〜じゃあまた明日会社で会おうよお疲れ〜みたいなことやってるので、そういうのが楽しいと思う人は全然良いと思うんすよ。
ただ、「それキツくねとか」、「いや僕家帰ってゲームやるんで」っていうのが、アットホームとか仲が良いって強制されがちなんですよね。要は「みんなで仲良くやろうとしてるんだから、これ来ないとおかしくない?」みたいな「せっかく誘ってあげてるんだから一回ぐらい来なよ」みたいな。っていうのがあったりするので、求人広告の「アットホーム」と「仲が良い」は実は地雷であると思って、見てみると良いんじゃないかと思います。
コミュ力高い人は全然良いと思うんですけど、コミュ力低い人はそういうところ結構きつかったりするんで。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
この内容については、私が就活していた頃にもよく見かけたキーワードでした。
学生や若い人、人間関係で悩んだ人にとっては刺さるワードなのかもしれません。
メリットのように聞こえるワードの裏に隠された事実を見極める必要があります。
他にも「やりがいがある」は「長時間労働あり」の裏返しですし、「初心者歓迎」は「誰でもできる簡単な仕事」「言いなりになる人がいいな」に聞こえることもあります。
会社でリクルートする側になった時には気をつけたいですね。
金融業界に就職するとしたら銀行・証券・保険どれが良い?
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
ありません。
金融業界って基本的に、ビットコインの取引所とかみたいなところ「fintech」系は別にすると、基本的には本人のスキルってあんまり重要ではないんですよね。ひたすら営業やらされるみたいな。で、外資系で、ある程度の予算が回されて、自分で賭けができますっていう証券会社であれば、数学科の人だったら結構成績出せる可能性もあるんですけど。まあ、保険とかで計算の方に行けるんだったら良いのかもしれないんですけど。でもそこら辺の計算ってもうなんかAIのIBMのワトソンがやってるらしいんですよね。大同生命かなんかのニュースであったんですけど、もともとその保険の計算っていうのは人間がやってたんですけど、そこ全部もうAIでやるようにしましたみたいのがあって。まあでも保険商品の設計みたいな部分であれば、携われるかもしれないですけど、多分そこまでそんなに興味無いんだったら、出世するまでもたない気がするんですよね。
要は「保険商品の設計まで行けるようになりたいんだ」って言って10年くらい我慢できるんだったら良いと思うんですけど。で、そうじゃないとひたすら営業やらされるっていう。で、証券会社とかも、自己取引とかができる部門に行って取引したいんだっていうのであっても、結局最初はなんか外回りの営業からスタートみたいになっちゃうので。で、証券会社であればで自己資金で取引するのと、じゃあ自分の金払ってオンライン証券で株買うのとは基本的には変わんないんで、もし株買いたいんだったら自分の金で買えばっていう気がするので。政策銀行みたいなところに行って、大きなプロジェクトに携わるとかであれば面白いかもしれないんですけど、基本的には5年間はひたすら営業なんじゃないすかね。要はそういう大きい業界って。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
金融や保険業のような莫大なデータから統計的な傾向をまとめて最適解が得られる分野はAI技術の方がはるかにパフォーマンスは良いことは、もう周知の事実になりつつありますね。
金融などの職種に就かなくても、お金の勉強をすることはできます。
資産を守り、増やすためにという考えなら、お金の教養を身につけるのが良さそうですね。
保険業界の今後・保険会社に入って友達が減らないようにするには
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
今後の保険業界は下がると思います。
友達に営業をしないといいと思います。
質問者:「ひろゆきさんならどのような内容なら契約したいと思いますか?」
ひろゆき:「思いません。」
僕、生命保険入る意味ないと思ってるんで。基本的に生命保険をお勧めする人って「自分の金欲しさに相手の金をせびってくるタイプ」ってイメージなんですよね。
アメリカとかであれば生命保険入る価値あるんですけど、日本の場合って割と国民保険が結構しっかりしてるので、基本的に生命保険に入らなかったとしても、だいたい入院の費用ってカバーされるんですよ。
で、すげーお金がかかるような手術が必要ですって場合って高額医療補助制度みたいなのがあって、上限金額決まってたりするんですよね。で、本当にやばい病気になって、毎月毎月100万円かかりますみたいになると、もう諦めて財産全部無くして生活保護にすると医療費無料になるんですよ。なのでその、生命保険にお金を払うっていうの僕基本反対派なんですよね。
自分が癌で再発するタイプの癌だけど、2年ほど再発してないとかであれば生命保険入るのいいと思うんすよ。確か1年間再発してないと生命保険入り直しできるので、癌特約つけまくって再発した時にすげー儲かるっていうのを狙うんならいいと思うんですけど、そうじゃない限りは僕は生命保険の民間のには入る必要ないと思っているので。で、いらないものを売りつけて金を取ろうとするっていうのは、それは友達が減るよねっていうのなので。
で、なんで儲かるかっていうと、結局いらないものを売りつけて利益が高いからなんですけど。はい。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
バッサリと切っていてひろゆきさんらしいですね。
私も生命保険は要らないのではないかと思う今日この頃です。
FP3級を少し勉強すればこの話はだいたい理解できると思います。
FP3級レベルは特に義務教育になってもいいのではと思いますが。
また、YouTubeでもわかりやすく説明してくれているチャンネルもありますので、ご参考に。
https://www.youtube.com/watch?v=IoHG6ZJ8BO0&list=PLpwLNivKud-jq9YL0sMiFmHBOysfD3L4m
介護職(飲食店から転職)
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
転職するのは賛成ですけど、介護はやめたほうがいいですよ。
多分10年間体持たないと思いますよ。
基本的には変わんないんで介護って本当に体力仕事なんで、腰いわせたり肩凝りとかになっちゃうと、もう苦痛なことを毎日続けてもう治らないっていうことになっちゃうので。
30歳だと肩こりとかまだわからないと思うんですけど、歳取ると肩こりになるらしいんですよ。僕も肩こりになったことないので実はわかんないんですけど、なんか人は肩凝りになって肩が痛くなるらしいんですよ。肩こりの人の話を聞いてる限りは結構大変らしいんですよ。あと腰痛の人にも聞いてみると腰痛ってけっこう大変らしいんですよね。なので肩こり腰痛率めちゃくちゃ高いんですよ、介護って。人間運ぶので、途中でて滑らすわけにはいかないじゃないですか。どうでもいい配送所とかだったら落としてダンボールが凹んでも「いやへこんじゃいました」とか言って足で蹴ればいいんだけど、人間なんで、落としちゃいけないっていうので割と火事場の馬鹿力的な本当はこれ以上力出しちゃいけないところでも力出しちゃったりするんですよね。そのせいで余計体に負担かかってしまうってのがあって、肩こりだったり腰痛だったり取り返すのつかないことになっちゃったりするので。
飲食店が潰しきかないなーっていうところ考えるまではいいと思うんすよ。ただその転職先が介護ではなくて、40〜50の人でも体を壊さなくてもやってる仕事っていうのを選んだほうがいいんじゃないかなと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
肩こりや腰痛はつらいですよね。特に慢性の場合は。
自身の健康が一番であることは間違いありません。
介護職はキツイ仕事の一つであることは間違いないと思います。でも人から感謝されることが多い仕事でもあると思います。
私は転職を考える際に、自分が大切にしたいこと(例えば勤務地や健康的に問題ないかなど)をきちんと決めてから望むべきだと思います。
ただ「誰かがこう言ったから」ではなく、よく調べて自分の価値観の軸と合うかどうかを確かめる必要があると思います。
保育職(男性)
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
保育園という場所が割とその、女性優位な職場であることが多くて。で女性優位な職場って基本的にはお局様的な人が暗黙の権限とルールを決めていることが多いんですよね。
要は、マニュアル化されて均一なものではなくて、トップにいる女性の方というのが「こういう風にやるべきだよね」っていうルールを敷いている場合が多くて、それって組織ごとに全然違ったりするんですよ。お局さんの性格に依ったりするので。なので最初に入った保育所が相性悪かったとしても、他のとこ行くと全然相性がいいところがあるかもしれないので。で、俗人的なことが多いんすよね女性の多い職場って。男性って良くも悪くも思い入れ少ないんですよ職場に。「これだけやっといてこれ以上はやんなくて良いっしょ」っていうので、仕事の範囲内としてやるけどあとは放っておくっていうのがいるんですけど、女性の場合って、すごい思い入れ重視な人が集まることが多いんですよ。なので仕事としてここまでやらなくて良いよねとかも、「やるべきだよね」っていう人がトップにいると、「それはやるべきですよね」っていうのが当たり前として空気を作ってしまって、それやらされるみたいなのがあるので、女性優位な組織ほどそういう個体差が多いので。
なので相性のいいとこ探したほうがいいんじゃないかなあと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
暗黙のルールに従わせるという風潮が、女性に多いというのは確かかもしれませんが、男性にもいる気はします。
そのような会社・職場は働いていても楽しくないと思います。
人に強制されたり、管理されたりすると仕事は一気につまらなくなるからです。
そのような環境にいる場合は直ちに場所を変えるか、体制を変えるしかないでしょう。
世の中には二種類の仕事がある
〜ひろゆき氏の回答より引用〜
商売人って二種類いると思うんですよ。
要は、自分がものを売ってお客さんにありがとうございましたっていう仕事と、自分がお金もらうんだけどお客さんがありがとうございましたっていう仕事っていう。
割と仕事ってみんなこれをごっちゃにするんですけど、お金もらってる側が感謝される仕事ってちょこちょこあるんですよ。
先生って言われる仕事がだいたいそうなんですけど、例えば学校の先生とかって金もらって教えているにもかかわらず、生徒はありがとうございましたって言うじゃないですか。で、弁護士とかもそうなんですよ。金もらってクライアントの要望を叶えるとかで、たまに敗訴とかするんですけど、敗訴しても金をもらうみたいな。でもありがとうございましたって言われる。
で、葬儀屋さんとかもそうなんすよね。金もらってお葬式やりましたってので、金もらってるんだけどありがとうございましたって言われるみたいな。
って言う感じで、金もらってるにも関わらず感謝される仕事っていうのがあって、介護もそうなんすよ。介護って結構きつい仕事なんですけど、基本感謝される仕事なんですよね。まあたまに感謝されないこともあると思いますけど。
コンビニの店員とかってあんまり感謝されないですよね。まあ、僕は一応必ず「ありがとう」とか「どうも」とか言うようにしてるんですけど。とはいえ普通は感謝されない仕事の方が多数派なんですよ。
で、だいたい感謝されない仕事って給料低いんですけど。感謝される仕事っていうのの方がストレス貯まりづらいと思うんですよね。給料低くて辛かったとしてもそうは言っても、働けば働くほど感謝されるんですよ。でもブラック企業とかの押し売り営業とかって働けば働くほど嫌われるんすよね。例えば証券会社とかでめちゃめちゃ営業成績いいですっていうのって、銀行の口座を持ってるおじいちゃんおばあちゃんの所に、この投資信託買いませんかみたいなのを売りに行って98%かなんか損してるんすよね。買った人の98%が損してるんですよ。(中略)
人を騙して金を取るっていう生活をし続けるっていうので、全然気にしない人はいいと思うんすよ。多くの人って、それにストレスを感じる場合が多いんですよ。まあ、感じない人はわかんないと思いますけど。
っていう感じで世の中って、やって人が不幸せになる仕事って結構あるんですよね。
ただ介護の仕事って必ず、まあ必ずじゃないかもしれないんですけど、99%くらい人を幸せにする仕事じゃないですか。なのでその仕事が楽しくやってて副収入が得られるっていうのは結構いいポジションなんじゃないかなと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=YSKo5JS4a5w
私は、仕事をする喜びは人から感謝されることにあると思います。
目の前のつまらない作業も、どこかの誰かに感謝されるならやる気が出るわけです。
ある程度お金がないと自由な生活ができないので、お金は必要ですが、人を騙してまでお金が欲しいとは思えません。
大抵の人はそうだと思います。
ただ、最近は副業の情報商材を売りつける人や、プログラミングの知識が全くない人に対して高額で簡単なことを教える人もいるそうです。
そのような、人を騙してもお金もうけをしても平気な人間がいるということを知りましょう。
お金を払ってもいい情報かどうか、よく考えましょう。
人を騙すのは嫌ですが、騙されるのも嫌ですよね。
検索すれば出てくるようなことにお金を払うようなことはしないようにしたいですね。
まとめ
ひろゆき氏は淡々と、普通の人なら言いづらいことや言語化できなかったことを話してくれます。
気軽に聞けるトーンと内容であるため、わかりやすいですし、受け入れやすいです。
自分自身がその仕事に誇りを持っているかで周りからの印象は変わると思います。
他人が仕事の優劣を決めるのではなく、労働者本人がどう思うかです。
仕事を楽しんでできるならばどれだけ幸せか。
今回も転職などの判断材料としては良いかもしれませんが、自分の価値観と照らし合わせて分析した上で決断するようにした方が良いでしょう。
そうでないと、上手くいかなかった時に「聞いてたのと違う!」と、人のせいにして何も成長できなくなるので。
ここまで読んでくださりありがとうございました。