目次
テレワークで成長したところ
個人の成長
仕事のセルフフィードバックができるようになった
仕事内容を文字にして残すことで、否が応でも仕事を振り返ることができました。
毎日仕事の開始時と終了時にメールで部署内に連絡していました。仕事の成果が文字として残るので、自分が立てた計画と実際にできたことを比べることができ、以下のことが理解できます。
- その仕事にかかる時間
- 成果にならない無駄な作業
- 仕事の優先順位
業務工程を自分で引けるように
余計な会議や打合せが無くなりました。仕事の所要時間が想定と近くなるので、見通しが付きやすいですね。セルフフィードバックもあり、どんどん効率も良くなります。
自分にそれほど関係のない打合せに巻き込まれないため、不要な仕事が増えることはありません。
今までは何か問題が発生すると、全社員を集めて会議をしていました。テレワークになったおかげで、適材適所の人間を当事者は選抜できるようになりました。後で水平展開したほうが他の人の手を止めずに済みます。
将来の選択肢を増やせる
通勤時間が無いので、その分生活に時間的余裕ができます。
時間的余裕、空間的自由を駆使して以下のように自己投資ができます。
- 英語を聞きながら仕事できる
- 朝時間を多くとれる
- 家で仕事をすることに慣れる
また、家庭内で活躍できる場が広がります。家事をして役に立てると家庭内の幸福感が増します。少なくとも私は幸福感が増すので積極的にします。
幸福感が増すと、色々な事に挑戦する活力になります。
部署の成長
部署内の業務が管理しやすく
仕事内容のメール報告のおかげで、部署内の業務が可視化されました。文字にして残し、共有することで必要な時に必要な人の動きが分かるようになりました。
変化に柔軟に対応できる組織に
社会の変化に対応できたことは、「前例に縛られずに決断できる組織だ」と全社員へのアピールになります。
テレワークでの反省点
個人として
家での環境づくり
人によりますが、仕事の環境を家で整えるのは簡単ではありません。
仕事をできる机が1つしかなく、妻もテレワークで、Web会議があるときは私が別の部屋に出ていかなければならない事がありました。
部署として
伝わりづらさがあった
ミーティングの代わりに文字や電話で伝えるため、理解に時間が必要な時もあります。また、ちょっとした相談がしづらくなりました。(自分で考えることが増えてプラスの面もでもある?)
チャットを使用したり、画面共有をしたりして改善の余地ありです。
まとめ
最後にテレワークでする仕事の改善・課題点をまとめます。
- 家庭で仕事ができる環境を整える事(主に設備的な面で)
- 連絡や打合せの様式を統一する
- 現状のシステムでは残業をつけることができない
連絡は文字で残るので、認識違いは減りました。ただ、話すよりも時間がかかります。文章作成能力の向上、あるいはテンプレートの活用が必要と思います。伝わりづらい時はチャットや、画面共有ソフトを導入するのも良いでしょう。
会社のシステム上、残業の判断ができませんでした。今でもテレワーク中は残業しても残業をつけられません。見込み残業にするか、勤怠管理方法を考える必要があります。
残業をしないのが一番ですが。