働き方 子育て

中小企業で育児休業を取得する”現実的”な方法

育児休業は要件を満たしていれば、取得することができます。

要件を満たしているのに取らせてくれない会社は違法です。

ただ、それを理解している中小企業の幹部は多くないでしょう。

もっと育休について認識が広がるまで?は現実的なやり方を考える必要があると思い、ここに記します。

ちなみに、「育児休暇」ではなく「育児休業」です。間違えないように!!

最低2か月前には具体的な相談を

私の会社では1か月前までに申請が必要でした

  1. まずは話しやすい上司や先輩に相談
  2. 上司から部署長へ相談してもらう & 部署長と面談
  3. 部署長から幹部に提案

私は上記のような流れで進んでいきました。

自分の希望を正直に伝える

最初は会社、仕事のことを気にせずに希望を伝えてみましょう。

正直な期間を伝えるのに抵抗がある場合は最低2か月で打診をしてみましょう。

私の場合は下記の希望を伝えました。

  • 2か月の育休が希望
  • 出産予定日までの1か月は出張無し

あまり多くの条件を出しすぎても一番通したい希望が通りづらくなるのを恐れてこの程度にしています。

いざ話合い

会社は育休の申請を拒否できないことは決まっていますが、悲しいことに実際はそうではないのです。

訴えを起こしたり、会社に抗議したりすれば勝てるかもしれませんが、人間関係や今後の仕事への影響、何よりそんな体力が無いのが現実です。

だから話し合いをするのです。

もし、1か月も取得できないような会社であれば辞めるまでです。(私なら辞めます)

話の通じる上司なら「会社は拒否できないはず」「ここまで譲歩してもダメなら辞めます」と本気度を見せてもいいかもしれません。

中小企業の育休取得の現実的な折衷案

部署長との話し合いの結果は「最低1か月育休で、その後1か月はテレワークの対応」でした。

幸い、新型コロナの影響でテレワークも実績があるので活用できそうです。

まとめ

まずは流れをまとめます。

  1. 上司に相談(~2か月前)
  2. 部署長に相談(~2か月前)
  3. 最低2か月(希望を正直に伝える)
  4. テレワークも提案
  5. 妻と子の状況によってはテレワーク延長
  6. ここまで折れても育休がダメならそんな会社辞めてしまえ!!

ただし、中小企業にとっては人手不足で苦しい中抜けられるのは大変なことだと思います。

職場の仲間にも仕事のウエイトが偏ってしまい復帰した時も少し気を使ってしまいそうな感じがします。

かといって自分の人生の目的を見失うわけにもいきませんから。。

このやり方について

皆さんはどう思いますか。

私は2か月ですら少ないと思っていました。でも、子育てしてきていない人にとっては多すぎると思われているのでしょうか。

なかなか話が伝わらないというか、気まずくなってしまいます。

仕事も家族も大切にしたい。そのためには現実的な方法を考えていくしかないのかもしれません。

もしやりたい事、成し遂げたい事を仕事に見出しているなら家族で話し合い、別の方法を探すのも手でしょう。

ただ、そんなにうまくいくはずがありません。経済的にも時間的にも精神的にも、いろんな問題があります。

そんなときに国が進めている方法を使わない手はないはずです。

様々な家庭・事情があってそれぞれのやり方があります。

結局は、家族で話し合ってどうするか納得したうえで行動を起こすことが大事だと思います。

もし少しでもお役に立てたならうれしいです!

早く帰るための、時間を作るための方法も書いているのでぜひ!

今後ともよろしくお願いします。

Xのアカウントもフォローお待ちしています

  • この記事を書いた人

Lancer

機械設計のサラリーマン。 ロボット工学部→土木施工管理→機械設計。 家庭と仕事の両立のために働き方の改善をしようと日々奮闘中。 仕事と子育てに役立つ情報&趣味の英語を発信しています!!

-働き方, 子育て
-, , , , ,